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看護教育 > プリセプターシップ

プリセプターの感想

●1年目看護師 (プリセプターに出会って)

山形 裕香


プリセプターと共にこれまで知識、技術、態度面において日々振り返りをしながら学び身に付けてきました。他者からの評価がある分、自分で良いと思って行っていた事が間違ってと気付いたりもっと良い方法に気付いたりと、学びも多くとても自分自身が成長していける一年でした。

初めは覚えることも沢山あり、病棟の流れや特徴、検査や患者さまの把握と疾患の理解など、家に帰ってからも勉強しないとついていけないことばかりで、その勉強についていくのが大変で、生活のリズムをつかむまでに時間がかかりました。まるで学生時代の実習をしているかのような日々で、こんなに大変だとは思っていなかったので、精神的にも身体的にも辛いなと感じることもありました。

でも“プリセプター”や“プリプリセプター”の指導のもと、毎日ケアや処置などを行なってきましたが、その中で点滴の手技や輸液の滴下の速度調整はうまくいかない事も多く、点滴の手技では、初めは患者さまに痛みなどの苦痛を与えてしまっていました。口答での指導の他に、血管の模型を作成してくれての練習も行ってくださいました。

その後、手技を身に付けてから、点滴を刺した時に患者さまから「痛くなかったよ」という言葉をもらえた時は練習の成果があったのかなと嬉しい気持ちになりました。また、輸液の時間の設定では、時間通りに設定したはずなのに、残量が多くなってしまい口答で何度も指導されましたがそれでも改善されなかった時に、頻回に見に行く事の他にタイマーを使う方法を考えてくださって、他のケアをしていても見に行くのを忘れてしまわないように思えるようになっていきました。

他の仕事をしていながらも、どこかで見ていてくれて、「大丈夫?」と声を掛けてくれること。仕事が遅くなってしまった時でも、終わるまで待っていてくれて最後まで指導してくれました。今後は、これまで教わった事や学んだ事を忘れずに、基礎的な部分を大事にしながら今までの自分の知識、技術、態度をより向上させていけるよう努力していきたいと思います。




●3ケ月を振り返って(プリセプターとして)

2病棟 馬上 絵吏


はじめプリセプター役割として声を掛けられた時は、自分のことで一杯なのに新人指導なんてできるのかと不安がありました。私自身も本で「プリセプターとは」と学習しましたが、行き着く先は「ひとりで頑張らないといけない」という思いが強くありました。

新人が入職してきて、どう教えてよいかわからず、以前プリセプターを経験している先輩に聞いたり、同期のNSに相談したり、指導者(プリプリセプター)へ相談しながらはじめていきました。初めの頃は本当にこの人で大丈夫なのかな?と新人に不安を与えていたかもしれません。しかし、私が指導する前に師長、指導者が私に指導をしてくれ、支えてくれました。また、教えていくうちに、「見学する」一「一緒に行う」一「実施」と流れをもっていく過程で「考える力がついてくる」ということも分かってきました。

さらに指導をしていくうえで自分が理解していなければ適当に理解することになる為、私も経験がなかった事を一緒に調べ、行う事で再学習できるよい機会になりました。技術面の方は、基本技術チェックリストの他、新人と一緒に相談して年間スケジュールをたて、月毎の目標や評価も行っています。基本技術項目は、3、6、9、12ケ月に分け、取り組めるようにしましたが、実践の中では計画どおりの学習は難しいのが現状でしたが、スタッフの協力を得て学習できました。また、リスクマネージメントや患者さまの意思を尊重する等は特に注意して指導していかなければならないなと思います。

さらに、処置やケアが終わった時にどうだったか?時間によって無理な時は勤務後に振り返りを持つ時間をつくるようにしていきました。はじめは分からないこと分からもわからない状態でしたが、些細なことでも段々質問してくる様になり、質問すると考える努力も見えてきています。彼女は表情に出さないタイプで、最初の頃はメモもとらなく、きちんと話を聞いているのか、分かって返事をしているのかが見えにくかったのですが、最近では、笑顔が増えて、病棟にも慣れてきたのだなと感じています。

一人立ちをする事によって分かりずらく、見えない部分があります。しかし、離れて感じるところはあるので、その場で指導していきたいし、これからも精神的支えになれるかは問題ですが、見守っていきたいと思っています。また、この前の勉強会で行っていたように一人で育てるのではなく、みんなで育てるということが理解できたので、このことを頭に置き、スタッフにも目を配って貰えるように声掛けをしていきたいと思います。